字幕つき・・・
小津安二郎氏・・・。日本を代表する日本を描く映画作家・・・。全身の力が抜けるとはこのことで、見てる自分はまるで陽のあたる縁側で寝てる猫のよう・・・。時代は関係ないと思う。よく、小津さんの映画を、日本の日常のよく有り触れた・・・と形容するごく簡単な会話をよく耳にするが、実際にこういった長閑な家庭がいったい日本のどこに或るのだろうか。小津氏はヒッチコックやベルイマンのように構築した世界を貫き通した、まさに世界を代表する個性的な映画人でしょう。だからこそ、見る価値があるのです。コミュニケーションが壊れた現代人は特に重宝して観るべきです。僕は『晩春』を拝見しましたが、現代日本の、また自身の雑多な毎日が滑稽と思えるほど胸に染みて参ります。いつまでも、いつまでも・・・。このような独特の世界を築き上げたのが日本人だったとは、驚きと同時に同じ日本人として誇りを持てます。
麦秋と晩春
小津の映画の題名は しかし ほんとうに素気ない。志賀直哉と小津が仲が良かった様子だが 確かに志賀の短編の題名の付け方に 似てなくも無い。それにしても この表題の2本こそ このBOXの白眉である。いずれも底光りするような傑作であり 数年に一度くらいは見直している映画である。特に杉村春子は絶品。コミカルで 品が無くて しかし人が良いというオバサン役が素晴らしい。彼女がほろりと涙ぐむ場面等は何回見ても唸るしかない。それにしても 昔は小津は 銀座並木座で見るしかなかった。このようにDVDでいつでも見れるという環境は恵まれていることは確かだが それでも 並木座を失った我々としては 何か引っ掛かるものが心にあるのも確か。
親孝行に最適かも
このDVDの出演者は名前ぐらいしか知らない人々です。なぜ購入しようと思ったかというと武田鉄矢氏のラジオ番組で「晩春」が紹介されていたからです。出ている女優、俳優は知らない人ばかりでしたが、素敵な人だと思いました。日本にもこんな映画財産があることを知りませんでした。いいものはいいと評価しないといい魔もが残りませんね。 私の場合は親と一緒に見ることができました。親孝行になりました。母の日にいかが?
誰が管理者なのか?
本来は1作ごとに廉価で別売りされるべきとおもうので、このような高価なボックスは星ひとつと評価します、 現在では、小津映画のような古い作品が商品化されたり放映されたりする場合、「製作されてから長い年月が経っておりますので、お見苦しい個所がありますが、なにとぞご了承ください」といった文言が付加されるのが当たり前の状態になっています、 それしか見ることが出来ないのですから購入者や観客にとっては了承するもなにもないわけですが、果たしてその原因は「製作されてから長時間経過したから」なのでしょうか、 たとえば小津映画と同時代に製作されたロバート・ジョンソンの60曲ほどの録音は現在残っている当時のSP盤をレストアした音以外には残っていないわけで、これこそ当時の「レコーディング」技術を考えれば仕方のないことですが、撮影された「フィルム」はまったく違います、 現在も所有権や著作権を有する企業が自社の商品である「映画フィルム」について商品価値なり文化的価値を感じてまっとうな管理を実行していれば、いまでも私たちは小津の全作品を美しい映像で見ることができたはずです、「企業の志の低さ」がフィルムを散逸させ、幸運に残ったフィルムにしてもノイズだらけにしてしまったわけです、同じ企業がやはり低い志のもとに本作のような高価なボックスセットを臆面もなく発売しているのが現実でしょう、
小津安二郎 DVD-BOX 第一集 DVD
もともと小津映画のファンでしたので、すべてそろえて10万円の定価に迷いましたが、買うことに決めました。Amazonを選んだのは、調べたなかで値引率が最も高かったからです。24時間以内のふれ込みでしたが、商品が届いたのは申し込みから2日目でした。DVD-BOXは布張りの装丁が美しく、ブックレットも映画のスチールがふんだんに使われ、資料としても価値のあるものです。特典ディスク「まほろば」は2時間を超えるボリュームで、鑑賞の手引きとしておおいに役立ちました。肝心のDVDは、以前スクリーンで見たのと同じアグファカラーの深い色合いがブラウン管に再現されていて大いに満足しました。
松竹
小津安二郎 DVD-BOX 第三集 小津安二郎 DVD-BOX 第四集 小早川家の秋 [DVD] 溝口健二 大映作品集Vol.1 1951-1954 [DVD] 成瀬巳喜男 THE MASTERWORKS 1 [DVD]
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