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ディッピン
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| 商品カテゴリー: | インディーズ,ジャズ,フュージョン,ミュージック,ポップス,JPOP
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| 収録曲: | ザ・ディップ, リカード・ボサノバ, ザ・ブレイク・スルー, ザ・ヴァンプ, アイ・シー・ユア・フェイス・ビフォー・ミー, ボーリン,
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| セールスランク: | 20569 位
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| 参考価格: | 1,615円 (税込)
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ハンク・モブレイは典型的なB級テナー奏者である。この場合のB級というのは誉め言葉なので、誤解しないように。つまりソニー・ロリンズやジョン・コルトレーンのようなA級テナー奏者ではないものの、ファンにこよなく愛されている好ましいミュージシャン、とでもいった意味合いなのだ。 そしてモブレイといえば『ディッピン』、『ディッピン』といえば「リカード・ボサノヴァ」といわれるくらいで、65年に録音したこのアルバムは<2>によってジャズ喫茶の人気盤になった。ちなみにこの曲、イーディ・ゴーメのヒット曲「ザ・ギフト」と同一曲である。ビートルズ旋風が吹き荒れていた時代、日本のジャズ喫茶では毎日この曲が鳴っていた。モブレイのオリジナルであるオープニング曲はいわゆるジャズ・ロック調のノリの演奏だし、ビリー・ヒギンズとのフォー・バースがエキサイティングな<3>はハード・バップ調、最後はゆったりとしたバラードという具合に、さまざまな角度からモブレイのプレイを楽しめる代表作だ。リー・モーガンの参加も魅力。(市川正二)
愛すべきテナーマンの愛すべき一枚
時は1965年。もうハードバップがその全盛期を過ぎた頃。心は既にファンクジャズか?
ビリー・ヒギンズの叩き出す軽快なリズムに乗って、ホレス・シルバーにバックビートを効かせたようなハロルド・メイバーンのピアノが走り出す。「真っ赤に燃えた太陽だから、真夏の海は、恋の季節なの。」フロントのモブレーのテナーが切ないメロディーを歌いだす。スモーキートーンのテナーが映える。そこに絡む空間を切り裂くようにシャープなリー・モーガンのトランペット。これは、"Water Melon Man", "Sidewinder"に続く ブルーノート流の完璧なヒットチューンの作りだ。心地よいことオビタダシイ。この一曲目が、モブレー自作の"Dippin'"だ。
その乗りの良さを引き継いだのが、大ヒットチューン?の"Recado Bossa Nova"だ。どことなく漂うラテンの哀愁あふれる、場末感溢れるメロディに何故か郷愁を感じさせられる。ここでも醸しださせるのは、あのホレス・シルバー的ハードバップ。モブレーがジュニア・クックに、モーガンがあのブルー・ミッチェルのように聞こえてこなくもない。
残りの4曲も馬鹿にできない。50年代の香りがプンプンする中々のハードバップ。テナーのミドルウェイトチャンピオン、モブレーの余裕のある味わい深いトーンが楽しめる。鋭角的(モブレーと一緒だとどうしてもその感が強まる)なリーのトランペットも、相変わらずキレまくっている。スピード感のあるメイバーンのピアノもノリノリだ。ガッツ溢れる変拍子のヒギンスのドラムスもソウルフル。
だが、このアルバムの売りは、悪まで頭の二曲。新主流派達と比べれば、志はあまり高くないヒット狙いの二流曲。でもそれがどうした、「気持の良いことは常に絶対的に正しい」のだ。
愛すべきテナーマンの愛すべき一枚
時は1965年。もうハードバップがその全盛期を過ぎた頃。心は既にファンクジャズか?
ビリー・ヒギンズの叩き出す軽快なリズムに乗って、ホレス・シルバーにバックビートを効かせたようなハロルド・メイバーンのピアノが走り出す。「真っ赤に燃えた太陽だから、真夏の海は、恋の季節なの。」フロントのモブレーのテナーが切ないメロディーを歌いだす。スモーキートーンのテナーが映える。そこに絡む空間を切り裂くようにシャープなリー・モーガンのトランペット。これは、"Water Melon Man", "Sidewinder"に続く ブルーノート流の完璧なヒットチューンの作りだ。心地よいことオビタダシイ。この一曲目が、モブレー自作の"Dippin'"だ。
その乗りの良さを引き継いだのが、大ヒットチューン?の"Recado Bossa Nova"だ。どことなく漂うラテンの哀愁あふれる、場末感溢れるメロディに何故か郷愁を感じさせられる。ここでも醸しださせるのは、あのホレス・シルバー的ハードバップ。モブレーがジュニア・クックに、モーガンがあのブルー・ミッチェルのように聞こえてこなくもない。
残りの4曲も馬鹿にできない。50年代の香りがプンプンする中々のハードバップ。テナーのミドルウェイトチャンピオン、モブレーの余裕のある味わい深いトーンが楽しめる。鋭角的(モブレーと一緒だとどうしてもその感が強まる)なリーのトランペットも、相変わらずキレまくっている。スピード感のあるメイバーンのピアノもノリノリだ。ガッツ溢れる変拍子のヒギンスのドラムスもソウルフル。
だが、このアルバムの売りは、悪まで頭の二曲。新主流派達と比べれば、志はあまり高くないヒット狙いの二流曲。でもそれがどうした、「気持の良いことは常に絶対的に正しい」のだ。
リカード・ボッサノヴァの美しさよ
「ボッサ」の付く曲に2曲名曲がある。「ブルー・ボッサ」と「リカード・ボッサノヴァ」。ブルー・・・はジョー・ヘンダーソンのブルーノートのアルバム「ページ・ワン」があるが、リカード・・・は、このアルバムで決まり。この一曲を聴くためだけに買ってもソンはない。古きよき時代のブルーノートの名作。(松本敏之)
買いです。
みんな若いです。その一言に尽きます。ハンク・モブレーもリー・モーガンも、そしてなにより彼らを取り巻く時代が。ソウル・ジャズの名盤という括りで語られることも多いアルバムですが、それ以前にジャズがまだ若者を牽引する力に溢れていて、ジャンルに関係なく人を引き付けてくるように思われます。また、彼らのその後辿った運命に思いを馳せる時、その感慨はひとしおになります。しかし、20数年前、ジャズを聴き始めの頃、ラジオのエンディング・テーマに使われていて気に入ったのでジャズ好きの人に訊ねたら、バカにされたような覚えもありますが。
「この一曲」がある一枚
有名になったジャズメンには「この一曲」がある。ジョー・ヘンダーソンは「ブルーボッサ」、アート・ペッパーだったら、「ユール・ビー・ソー・ナイス・カム・ホーム・トゥー」。ハンク・モブレーだったら、このアルバムの2曲目「リカード・ボッサノヴァ」。ハロルド・メイバーン(ピアノ)、リー・モーガン(トランペット)、ビリー・ヒギンス(ドラム)など、黒人の「濃い」ジャズを演奏する面々がバックだから、マイナー調のちょっと哀愁あふれる「リカード・ボッサノヴァ」も軟弱にならない。そこがいい。アルフレッド・ライオン(プロデューサー)、リード・マイルス(デザイン)ルディー・ヴァン・ゲルダー(録音)と、ブルーノート黄金時代の作品は、40年たった今聴いても古びない。名盤、名曲とはこのような一枚をいう。(松本敏之)
TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)
ソウル・ステーション クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ+2 フュエゴ アフロ・キューバン+2 Soul Station
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